シフト表や時間割を iPhone のホーム画面に置く——Google スプレッドシートの「今週の分」だけをウィジェットにする方法
アルバイトのシフト表、職場の勤務表、学校の時間割。Google スプレッドシートで共有されていることが多いのに、確認するたびにアプリを開いて、自分の行を探して……というのは手間です。
この記事では、シフト表や時間割の必要な部分だけを、iPhone のホーム画面のウィジェットに出しておく方法をまとめます。表示には、私が作っている Sheet Widget を使います。
時間割のように「毎週同じ表」の場合
時間割のように、形が変わらない表なら簡単です。
- Sheet Widget で、時間割のスプレッドシートを選ぶ
- 時間割の範囲(例:
A1:F7)を選ぶ - サイズは「大」がおすすめ(曜日×時限の表が収まりやすい)
- ホーム画面にウィジェットを置く
Sheet Widget は、罫線・背景色・文字色・セルの結合をシートのとおりに表示します。教科ごとに色分けしてあれば、その色のままウィジェットに出ます。
シフト表のように「日付が進んでいく表」の場合
シフト表は、1 か月分や数か月分が縦に長く並んでいることが多く、範囲を決め打ちにすると、日がたつにつれて見たい部分がずれていきます。
そこで、「今日から 1 週間分」だけを数式で取り出した表を別のシートに作り、そこをウィジェットにします。
元のシフト表(例)
「シフト」シートが、次のような形だとします。
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1 | 日付 | 開始 | 終了 |
| 2 | 2026/10/05 | 10:00 | 18:00 |
| 3 | 2026/10/06 | 休み | |
| 4 | 2026/10/07 | 13:00 | 22:00 |
「今週」シートに、今日から 7 日分を取り出す
新しいシート「今週」の A1 に見出しを書き、A2 に次の数式を入れます。
=FILTER(シフト!A2:C, シフト!A2:A>=TODAY(), シフト!A2:A<TODAY()+7)
今日から 7 日分の行だけが、自動的に並びます。日付が変わると、表示される行も自動で進みます。
日付の列は、表示形式を「M/d(ddd)」のようなカスタム形式にすると、10/5(日) のように曜日付きで表示できて見やすくなります。
ウィジェットにする
- Sheet Widget で、シフト表のスプレッドシートを選ぶ
- シートは「今週」、範囲は
A1:C8(見出し+7 日分)を選ぶ - サイズは「中」か「大」
- ホーム画面にウィジェットを置く
職場で共有されているシフト表の場合
自分で作ったものでなくても、共有されているスプレッドシートを、Google のファイル選択の画面から選べば表示できます。
ただし、元のシートに「今週」のシートを足す権限がない場合は、自分のスプレッドシートを別に作り、IMPORTRANGE で元のシフト表を読み込んでから、その上で FILTER をかける方法があります。
=FILTER(IMPORTRANGE("元のシートのURL", "シフト!A2:C"), INDEX(IMPORTRANGE("元のシートのURL", "シフト!A2:A"))>=TODAY())
(IMPORTRANGE は、初めて使うときにスプレッドシート上で「アクセスを許可」を押す必要があります)
見やすくするコツ
- 自分の列・行だけにする:みんなの名前が並ぶ勤務表なら、自分の列だけを取り出すと、小さいウィジェットでも読めます
- 今日の行を目立たせる:今日の行に色を付けておくと、ひと目で分かります
- 更新には時間差がある:ウィジェットの自動更新は iOS が管理していて、おおむね 15〜60 分ごとです。シフトの変更をすぐ確かめたいときは、Pro の更新ボタンでその場で更新できます
まとめ
- 時間割のように形が決まっている表は、そのまま範囲を選ぶだけ
- シフト表のように日付が進む表は、
FILTERとTODAYで「今週の分」を作ってからウィジェットにする - 共有されたシフト表も、ファイル選択の画面から選べば表示できる
アプリの基本的な使い方は「Sheet Widget の使い方」に、ホーム画面にスプレッドシートを出すほかの方法は「Google スプレッドシートを iPhone のホーム画面に表示する方法」にまとめています。