Google スプレッドシートを iPhone のホーム画面に表示する方法——開かずに見る・すぐ開く、3つのやり方
家計簿、売上、シフト表、トレーニングの記録など、Google スプレッドシートで管理している数字を、iPhone で 1 日に何度も確認する人は多いと思います。そのたびにアプリを開いて、ファイルを探して、シートを切り替えて……は意外と手間です。
iPhone のホーム画面からスプレッドシートを使う方法は、大きく分けて 3 つあります。
3 つの方法の比べ方
| 方法 | ホーム画面に出るもの | 中身を開かずに見られるか | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| ① Safari の「ホーム画面に追加」 | アイコン | ×(タップで開く) | 特定のシートをすぐ開きたい |
| ② ショートカット App | アイコン | ×(タップで開く) | 開くまでの手順も自動にしたい |
| ③ ウィジェット | シートの中身そのもの | ○ | 数字を見るだけのことが多い |
「見るだけ」のことが多いなら、③ のウィジェットがいちばん手間が減ります。ホーム画面に戻るたびに数字が目に入るので、確認のためにアプリを開く必要がなくなります。
① Safari の「ホーム画面に追加」
- Safari で、見たいスプレッドシートを開く
- 共有ボタン →「ホーム画面に追加」
- 名前を付けて「追加」
ホーム画面にアイコンができ、タップするとそのシートが開きます。手軽ですが、中身を見るには毎回開く必要があります。
② ショートカット App
「ショートカット」App で、スプレッドシートの URL を開くショートカットを作り、ホーム画面に置く方法です。① と同じくタップで開く形ですが、ほかの操作(たとえば開く前に何かを記録する)と組み合わせられます。
③ ウィジェットで、中身をそのまま表示する
シートの範囲を、そのままホーム画面のウィジェットにする方法です。ここでは、私が作っている Sheet Widget を例に説明します。
Sheet Widget は、Google スプレッドシートの好きな範囲を、罫線・背景色・文字色・太字・セルの結合もシートのとおりにウィジェットに表示するアプリです。数字だけを抜き出すのではなく、表の見た目のまま出せるのが特徴です。
設定の流れ
- アプリで Google アカウントにログインする
- 「+」から、Google のファイル選択の画面でスプレッドシートを選ぶ
- シート(タブ)と範囲を選ぶ(
A1:D10のように入力しても、画面で選んでもよい) - ウィジェットのサイズを選んで保存する
- ホーム画面を長押しして、Sheet Widget のウィジェットを追加し、作った設定を選ぶ
詳しい手順は「Sheet Widget の使い方」にまとめています。
ウィジェットに向いている範囲の作り方
ウィジェットは小さいので、シート全体を出すより、見たい数字だけをまとめた小さな範囲を作るのがコツです。
- シートの上の方に「まとめ」の欄を作り、合計や残りの金額を数式で集める
- その「まとめ」の範囲だけをウィジェットにする
- 大きな表を見たいときは、大きいサイズのウィジェット(iOS 27 以降の iPhone なら特大)を使う
数式の結果がそのまま表示されるので、シートの側で集計しておけば、ウィジェットには結果だけがきれいに並びます。
更新のタイミング
ウィジェットの自動更新の間隔は iOS が決めていて、おおむね 15〜60 分ごとです。シートを書き換えてすぐには反映されないことがあります。すぐに最新にしたいときは、Pro の「更新ボタン」でその場で更新できます。
共有リンクや「ウェブに公開」は要らない
スプレッドシートをウィジェットに出す方法の中には、シートを「ウェブに公開」したり、リンクを知っている人なら誰でも見られる状態にしたりする必要があるものもあります。Sheet Widget は、自分で選んだスプレッドシートだけを、自分の Google アカウントの権限で読みます。シートを公開する必要はありません(この仕組みについて)。
うまく表示されないとき
- 「シートを表示できません」と出る:アプリにログインしているアカウントと、ファイルを選んだアカウントが違う可能性があります(詳しくはこちら)
- 文字が小さすぎる:範囲が広すぎます。範囲を小さくするか、大きいサイズのウィジェットにします
- 色が出ない:ホーム画面の見た目を「色合い調整」や「クリア」にしていると、背景の色を塗らずに表示します(理由)
まとめ
- すぐ開きたいだけなら、Safari の「ホーム画面に追加」で十分
- 数字を見るだけのことが多いなら、ウィジェットで中身を出しておくのがいちばん楽
- ウィジェットには、シートの「まとめ」の範囲だけを出すと見やすい